30min CustomApps

Build your own application worth using

短時間でここまでできる!カスタムアプリ開発!

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本来やりたいこと、ビジネスの目的を達成する為に本当に大規模なシステムが必要でしょうか?無駄にハイスペックだったり、使えない・残念なシステムに振り回されていませんか?

FilemakerAccess等のデータベース開発ツールを使えば、カスタムアプリを開発するのは難しくありません。このブログでは、ちょっとしたコツ(Tips)や、サンプル(Template)の紹介、短時間でできるカスタムアプリ(30minute Apps)の作り方などをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

値一覧の選択肢を絞り込んで入力を楽にする

値一覧の選択肢を条件によって絞り込むには自己連結のリレーションシップを設定します。

 

1.リレーションシップグラフで照合フィールドからリレーションシップ線を一度外にドラッグし、そのまま同じフィールドに戻すと「リレーションシップの追加」ダイアログが表示されるので[OK]ボタンをクリックします。

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2.同じテーブルが作成され2つのテーブルがリレーションシップで繋がっています。実体は同じテーブルが結合しているので「自己連結リレーションシップ」となります。 

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3.[ファイル]-[管理]-[値一覧]をクリックして「値一覧の管理」ダイアログを表示させます。

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 4.[新規]ボタンをクリックし、「値一覧の編集」ダイアログで「フィールドの値を使用」をクリックします。次に「最初のフィールドの値を使用」で「TBL_住所録」を指定してから「都道府県」を選択して[OK]ボタンをクリックします。「値一覧の編集」画面に戻ったら[値一覧名]を「都道府県」に変更して[OK]をクリックします。

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5. 同様に「市町村」の値一覧も作成します。フィールドの指定は[次のテーブルから関連レコードの値のみ含める]オプションを選択します。これにより都道府県で選択したレコードに関連した市町村のみが選択できるようになります。

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10桁以上の数字が正しく表示されない場合の対処方法

フィールド値が 10 桁以上の数字であると、その数字がデフォルトのフィールド境界の最大バイト数である 10 バイト以内に納まるように表示されます。例えば 、123,456,789,000 は、「1.2346e+11」と表示されてしまいます。

 

正しく表示されない例

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このような場合には「インスペクタパネル」の「データの書式設定」で「書式」項目を「一般」から「入力モードそのまま」に変更しましょう。

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正しく表示された例

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リレーションシップで比較演算子を使用する

FileMakerではテーブルオカレンスをリレーションシップで繋げる時に比較演算子を使用して条件に合致したデータだけ表示することができます。

 

1.リレーショングラフでリレーションシップ線をクリックします。

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2.演算子をプルダウンメニューで選択します。

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アドオンテーブルで機能を簡単に追加する

アドオンテーブルとはFileMakerPro17から追加された新機能です。現在のレイアウトの元になるテーブルに、次の条件のいずれか 1 つを満たす主キーフィールドがある場合、ポータルを配置することでリレーション定義などテーブル設定を行わずに予め用意された項目を持ったテーブルを追加することができます。

 

【アドオンテーブル追加条件】

 •フィールドで自動入力シリアル番号が使用されている。

 •フィールドで自動入力計算が使用されており、その中に Get (UUID) または

  Get (UUID 番号) 関数が含まれている。

 •フィールドが計算結果を保存する計算フィールドで、Get (UUID) または

     Get (UUID 番号) 関数が含まれている。

 

【アドオンテーブルの追加方法】

1.レイアウトモードでフィールドにポータルを配置し、「ポータル設定」ウインドウを開く。

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2.「レコードを表示:」項目のプルダウンメニューで[新規アドオンテーブル...]を選択する。

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3.「アドオンテーブル」ウインドウで項目を選んで[選択]ボタンをクリックする。

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4.フィールドに選択した項目(この場合は「メモ」)が配置される。

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5.データベースの管理画面で確認すると自動的にテーブルとリレーションシップが追加されていますので、すぐに使用することができます。

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シリアル番号をデータ入力後に追加する

ファイルメーカーでは連番やシリアル等のシーケンシャルナンバーを簡単に追加することができます。

 

1.入力したいフォールドを指定します。(この場合は[Ref_No])

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2.[レコード]ー[フィールド内容の全置換]で下記ダイアログが表示されます。

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3.「シリアル番号で置き換える:」を選択し、「初期値」と「増分値」を指定して[OK]ボタンをクリックします。

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4.シリアル番号が入力されました。

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計算式を使ったフィールド内容の全置換

ファイルメーカーではフィールドのデータを計算式を使用して即時に置換することできます。

 

1.フィールド名「Port」のデータは半角英数ですべて大文字になっています。

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2.[レコード]ー[フィールド内容の全置換...]メニューを選択し[フィールド内容の全置換]ダイアログを表示させ、ラジオボタンの3つ目[計算結果で置き換える]をクリックして選択します。

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3.[計算式の指定]ダイアログが表示されます。

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4.テキストの英文の最初の文字を大文字にして、その後は小文字に変換する「Proper(テキスト)」関数を入力し[OK]ボタンをクリックします。

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5.[フィールド内容の全置換]ダイアログが再度表示されたら[置換]ボタンをクリックします。

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6.フィールド「Port」内のデータが最初の文字だけ大文字に置き換わりました。

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公式トレーニングでFileMakerを習得しよう!

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FileMakerは公式のトレーニングプログラムが充実しています。なかでもFileMaker Master Bookは「初級」「中級」「上級」とレベル別に用意されており、ダウンロード版であれば無料で利用することができます。 

 

FileMakerの開発では技術の習熟度や経験度による段階に応じてカスタムAppを作成することができますが、FileMakerが持つ真のポテンシャルを引き出すには、基礎的な機能を深く理解し自由自在に使いこなせることが重要です。

 

ボリュームはかなりありますが、FileMakerで開発を目指す人は実際に手を動かしながら一通り学習することをおすすめします。